結婚前に購入したマンション活用方法

２５年前、結婚前に購入したマンションを長らく賃貸されていましたが

売却することにしたキャリアウーマンの売主様の事例です。

売主様との出会いは、５年程前になります。

結婚前に新築購入したという売主様は

マンション購入５年後に御結婚されたそうです。

平成６年頃はバブル崩壊したとはいえ、

まだ不動産価格が高い時期でしたので、

新築後５年では、住宅ローン残高と売却価格が見合わずに

売却することが出来なかったそうです。

結婚後は都内に新居を構えたので

購入したマンションは、仕方なく賃貸にされていました。

それから１５年近くが経ち、ようやく住宅ローン完済。

完済したタイミングで、売却するか賃貸継続するか悩まれておられました。

そんな折に弊社にご相談に来られました。

ローンの返済もないので、このまま収益不動産として

所有されていても良いとは思います。

築後２０年経過したマンションは、価格相場は安定しており、

今後値下がり率も低いです。

但し、築３０年近くになるとワンランクダウンになり、

その前に売却しても遅くはないと思いましたので、

賃貸・売却同時募集のご提案をさせていただきました。

賃貸収入で考えると、

月額賃料 108,000円 ー 管理費等 25,000円 ＝ 83,000円

83,000円 × 12カ月 ＝ 996,000円

家賃収入 996,000円 ー 固定資産税等年額 75,000円 ＝ 年間手取り額921,000円

売却して２１００万円位の手取りにするかの選択です。

売主様が、賃貸売買同時募集を希望されたので、

早速募集するとあっという間に賃貸での申込。

その後、賃貸入居者の方には５年近く入居してもらえました。

５年後に空室になったタイミングで、

今回は売却の意向を固められていた売主様。

元々、マンションの立地がよく、

ブルーライン「阪東橋」駅徒歩５分、

横浜橋商店街まで３分、

横浜市立大学付属市民総合医療センターまで３分、

そして、５年の間にマンションの目の前に「横浜市南区役所」の新庁舎が

移転してきました。

５年間の家賃収入 921,000円 × ５年 ＝４６０万円

今回の売却査定は、

５年前の査定額と同額でしたので、手取り２１００万円

売却期間１ヶ月ほどで成約となり、売主様にも大変喜んでいただけました！

ブルーライン「阪東橋」駅徒歩５分
専有面積：５０㎡　
間取：１ＬＤＫ　
構造：鉄骨鉄筋コンクリート造１１階建
築年：１９９４年（平成６年）築
総戸数：102戸
施工：フジタ