マイホーム売却で価格値下げ交渉されたらどうする?
ご自宅を売りに出して内覧がはじまり、うまく売れるといいなと思っていたら購入申込者から価格の値下げが条件である場合にどうしますか。
もちろん不動産会社の担当者と相談すると思いますが、決めるのは売主さんです。
マイホームの売却時に価格の値下げ交渉はよくあります
自宅を売りに出すということは、中古の住宅を売ることになるので
当然ながら、次に住む方はリフォームやハウスクリーニングを行います。
買う方は、購入価格だけでなく購入に関わる諸費用やリフォーム費まで考えなくてはなりません。
そこで、少しでも購入価格を抑えようと考えます
最近は仲介手数料半額や新築であれば仲介手数料無料までありますので、諸費用は抑えることができるようになりました。
この10年で不動産業界も変わってきました
IT の広がりにより、分かりづらかった不動産業界のことがSNSなどにより知られるようになり、より消費者寄りになってきたのだと思います
不動産業界内もなかなか進まなかったIT化が急速に進んでいます。
仲介手数料は安くなったけど、購入価格は安くならずに
値下げ価格は減少傾向になったような気がします
10年前くらいは販売価格の10%の値下げ交渉などはよくあった気がしますが
最近では10%の値下げは仲介から買取に変更するならありえますが
仲介では、売主に失礼な価格交渉と受け止められます。
例えば、3580万円で売りに出ている中古住宅を300~400万値引き交渉するなど、ありえないということになります。
価格交渉してくる方の中には取り敢えず、聞くだけという方もいるでしょうが
一般的には50~80万の端数が多いです
但し、物件自体に値下げざるおえない事情がある物件もありますし
住替えの場合などで、代金を全額もらってから1週間引越しを待ってもらわないとならないとか
建物が古くて設備の故障があっても修繕保証なしで免責してもらうとか
チャレンジ価格で売りに出していて相場より相当高い価格で売りに出してれば値下げ余地があることもあります。
最大値下げ幅は売却売出価格の5%くらいまでと決めておいてもよいでしょう。
3580万円で売りに出している中古住宅の場合で3400万までというような感じです。
それ以上の値下げ交渉は断るか、売主側からの条件も受けてもらうようにしましょう!
但し、チャレンジ価格で売り出し中なら話は別ですよ。
チャレンジ価格とは相場価格の5~10%高めの設定で売りに出している価格です。
3500万が相場なら3850万で売りに出しているようなケースです。
不動産価格上昇期には、チャレンジ価格でそのまま売れてしまうことは十分にあり得ます。
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