マンション買うなら新築?中古?どちらを選びますか?
家が欲しいなって考えはじめると、一戸建てがいいのかマンションがいいのか、
そして新築と中古でどちらを選ぶ?
今回はマンションに絞って、どんな特徴があるのか考えてみましょう。
新築マンションを検討する
古いものより新しいものが好き!
っていう方が大半なのかなと感じますけど・・どうですか!?
わたくし、若いころは断然新築派でした!
潔癖症だったので、賃貸でも新築でないと嫌でしたから、
当然初めてのマイホームの購入は新築マンションでした。
ただ物件価格は、当然中古より新築の方が高くなります。
そして、希望の立地に新築マンションが販売されるとは限りませんので、
中古マンションより検討物件が少なくなります。
そもそも新築マンションは、分譲主(デベロッパー)の建設用地の確保から
建設期間を経て、約2年後の入居になりますが、
デベロッパーによって投資用のワンルームか
ファミリー世帯向けに建設するのかわかりません。
ファミリー向けマンションの場合、
建設途中にモデルルームで建物の説明はしてくれますが、
建設途中の工事現場を見ることはできませんし、見てもわからないでしょう。
そして実際に完成した物件を見てから買うことはほとんどできません。
完成後にまだ販売しているということは、
値段が高いのか立地が悪いのかブランド力が低いのかわかりませんが、
ほぼ売れ残りです。
■実は販売価格は、建設中にまだ決まっていないことが多くあります。
建設用地確保から2年後の価格を想定しなければならないので、
どんぶり勘定的な部分がありますし、
それだけデベロッパーの利益が大きいということです。
大規模マンションなどは、何期かに分けて販売するケースもありますが、
その都度販売価格を変えます。
広告などで販売予告として、販売価格帯が出ていますが
一般客の反応をみてから価格を決めているのです。
そして、大量の広告費が上澄みされての販売価格になるのですから、
新築価格が高くなるのは当然です。
でも、新築の最新設備機器・耐震性・共用設備・斬新なエントランスの魅力に
魅かれてしまいます。
金銭面で考えると、総額では若干かもしれませんが、
新築マンションの方が中古マンション購入時より諸費用が少なく済みます。
中古マンションが購入価格の8%前後の諸費用に対し、
新築マンションは4%前後の諸費用になる場合が多いです。
※別途新築マンションの場合には、
修繕積立一時金などと称して数十万掛かることがあります。
中古マンションを検討する
わたくしも年を重ねてきて、ヴィンテージの良さがわかってきました。
ヴィンテージマンションを探しているというお客様も増えてきてます。
中古マンションの良さは、現物を見ることができるということです。
■新築後の施工状態、共用部分の使われ方、居住者の年齢層、
修繕積立金総額、大規模修繕工事の実施状況、
マンション内の口コミなど確認調査できる項目が多くあります。
新築より価格が安いのも中古の魅力。
新築時は角部屋・中部屋・上下階で数百万の差がつけられますが、
中古になると売主さんの売却時期や事情によって売却価格が決まってきますので、
下階だから安い・上階だから高いということもありません。
流通量が多いので、立地が選べること、そして専有部分内だけですが
好きなようにリフォーム・リノベーションできること。
どちらを選びますか?
タワーマンション、中高層マンション、低層マンション
都市型マンション、郊外型マンションなど千差万別
どちらも良さがあり、好みにもよりますし、予算にもよります。
マンションは戸建に比べて、中古になっても価格の値崩れが少なく、
安定していると言えます。
リセールバリューも魅力のひとつ。
買う前に売るときのことを考えておくのも大切です。
不動産価格が上がる下がるの話ではなく
例えば、新築マンションを購入して35年ローンを借りて、
35年で完済するかたは1割程度です。
繰り上げ返済で完済する方もいらっしゃるでしょうが、大半は住替えです。
売却して返済しているのです。
35年ローンを借りて35年住んでいる方は少数派ですから、
売るときのことを考えて買うのも大切ですよ。
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