家を売却することを決めたら次は?
売却の準備段階の次は、実際にどこの不動産会社に頼むのか決めないとなりません。
家を売るには、どの不動産会社に頼む?
大きく分けて大手不動産会社、中堅不動産会社、地元不動産会社の3つに分けられます。
それぞれにメリット・デメリットがあり、担当者により出来不出来もあります。
売却一括査定というサイトがありますが、
大手不動産会社と一部の中堅不動産会社しか登録されていないので、
地元不動産会社にも相談したい方は、ネットなどの口コミやホームページを見て
探すのが良いです。
大手に決めているのであれば売却一括査定を利用するのが良いでしょう。
大手不動産会社メリット、デメリット
メリット
●当然ながらの安心感、安定感というところでしょうか。
●一般客からの問合せも多いので、購入希望顧客数が多いのも特徴。
●売却するためのサービスがある
「建物状況調査(インスペクション)」
「建物設備保証」
「ホームステージング」
※不動産会社によって異なります。
※中小不動産会社でも行っている場合もあります。
●営業ツール、契約ツールが整っているのでサービスが均一的。
デメリット
●仕事量が多いので、親身に取り扱ってもらえないことがある。
●毎月のノルマに追われているので、売上の高い方を優先する。
●売主と買主の両方から仲介手数料をもらう両手仲介を行うために、
巧妙に物件の囲い込みを行っている会社がある。
●選んだ担当者が転勤で変わることがある。
●大手といえどもマンション系の会社は戸建に強くないことがある。
●以外と経験年数5年未満など経験が少ない社員もいる。
●仲介手数料の値引きは期待できない。
中堅不動産会社メリット・デメリット
メリット
●人海戦術で機動力がある
●フランチャイズなどにも加盟している会社もあり、地域でも知名度があることも。
●新築戸建てなどの未公開物件情報を多く持っているので、
買替で新築戸建てを検討しているならメリットあり。
●ネット広告に力を入れている会社が多い。
●手数料半額などのキャンペーンを行うことがある。
デメリット
●歩合営業制(コミッション)が多いので、
ガツガツ・イケイケなセールスが多いイメージ。
●営業社員の出入りが多い。
●法令違反(電柱貼り広告やカラーコーンにチラシ)など、
モラルの低い会社もある。
●新築戸建ての両手仲介狙いが多いので、
売却には広告費をあまり掛けない。
●担当者の力量にかなりバラつきがある。
地元不動産会社メリット・デメリット
メリット
●地域の特徴を理解している。
●査定の精度が高い。
●過去の取引データも持っているので詳しい。
●独立開業している経営者が多く力量が高い。
デメリット
●広告費は、あまり掛けられない。
●会社・担当者により力量にバラつきがある。
●エリア外は対応できない。
●賃貸取引の方が多く売買に不慣れな会社もある。
まとめ
どのタイプの会社に売却依頼するにも、担当者次第ということになります。
大手不動産会社でも新入社員も居ますし、
免許番号だけが古い地元不動産会社や、一般客に不慣れな不動産会社も中にはあります。
各1社づつでも最低3社は、売却査定の見積を取ることです。
その際に机上査定ではなく、建物内も見てもらい、
実査定を行って担当者の力量を見極める必要があるのです。
そして査定根拠を説明してもらい、
売却の戦略があるかも確認するのが売却成功への一歩です。
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