空き家を放置することのリスクとは?
空き家問題が取り沙汰されていますが、なぜ空き家が増えるのか。そして空き家にしておくことのリスクとは?
空き家が増える理由とは?
空き家は全国的に増えていますが、都市部では空き家が減ってきている地域もあります。
ただ、全国的には今後も空き家は増えていくでしょう。
では、なぜ空き家が増えるのか。
①住宅供給過多
中古住宅の流通やリノベーションが増えてはいるものの新築住宅の需要が高いので、供給過多になりやすい。
②新築住宅はいずれ中古住宅になり、団塊世代(人口が多い)の持ち家が今後空き家となって増えてくる。
③老人ホームや施設への入所になり、自宅を空き家放置。
④子どもと同居により自宅空き家放置。
⑤固定資産税の減額措置により建物放置(
土地に家屋などの建物が建っていると土地面積の200㎡までの固定資産税が6分の1に軽減されるので、建物解体しない。
⑥相続共有問題
遺産分割協議などで財産の分割ができずに、とりあえず共有にしておくので、共有者全員の意見が合わないと家屋の賃貸や解体や土地売却ができない。
⑦地方の土地などで利用価値が低い(売るに売れないなど・・
⑧相続人不明などにより相続登記すらされない。
空き家にしておくリスクとは?
建物は使用していないと急速に老朽化していきます。
その為、再度利用しようとしてもリフォーム費用が多額になりやすいです。
夏季などは、雑草が生い茂り景観が悪くなり、野良猫などが住みつく(老朽化した空き家を解体したらネコの死体が出てくること多いです)
犯罪者やホームレスが不法に侵入して犯罪に合いやすい。
ごみや家財などの不法投棄に合いやすい。
火災保険にも加入していないことが多く、火災になったら大きな損害になりやすく
近隣に迷惑が掛かる。
他にも、リスクはたくさんあると思いますが
中でも共有持分になっていて、固定資産税の支払で争いになっていたり、最悪差押えなどになったりすることもあります。
共有持分ですと、自己使用するにも賃貸にするにしても制約があり、
売却するにも完全な不動産にならないので、売れないこともあります。
解決方法を見つけましょう!
共有持分だけしか所有していない場合でもご相談ください。
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