投資用の区分マンションを契約したがトラブル続きだった例
マンションオーナーだという方がご来店して、自分が所有しているワンルームマンションを売りたいとのご相談でした。
話を聞いていると不動産会社の社長だという
なぜ自分の会社で売りに出さないんだろうと思いながらも・・
いい加減な不動産屋の社長
売主は都心で賃貸の不動産会社を経営しているらしく
自分の会社のお客様が所有していた横浜のワンルームを個人的に買取ったとのことでした
買取って即転売のつもりらしい。
差益を抜いても短期転売で税金多額だと思うけど・・
表層リフォームをして直ぐに入居者を決めるから
オーナーチェンジマンションとして売って欲しいとのことでした
なんか、胡散臭いなと思いながらも、一般媒介で受任しました。
弊社既存のお客様で、不動産投資を行っているオーナーに物件を紹介すると
興味があるというオーナー様がいました
話がとんとん拍子に進んで売買契約となりました。
売買契約の時点で、賃借人も決まったと売主から連絡があったのですが
売買契約と賃貸契約が同時進行になってしまったので、賃貸契約を一旦止めようと
したのですが、買主もその気になってしまったのでそのまま進めてしまい
1週間ほどして、入居者と契約したとの連絡がありました。
入居者の状況を聞くと生活保護者でした
生活保護者だと家賃の上限があるのですが、大幅に高い家賃設定になってました
なんか、おかしいなと思っているとサブリースだと言う
サブリース契約書を見せてもらうと、よくわからない覚書のような書面
文書がおかしな内容です
サブリースなのに入居者と所有者が直接契約になり、サブリース会社が毎月家賃とは別に入居者から管理費をもらうのだという
そんな話聞いたことがないし、契約内容が分からない
サブリース会社というのは川崎の会社で、また適当な感じの不動産仲介会社・・
売主にしてみれば売ってしまえば関係ないということなのか・・・
賃貸契約を解約してもらうこともできずに困ったなと悶々としていると
賃借人が入居してから1週間後に入居者が警察に捕まったと連絡が・・
また問題か~
聞くと、自転車泥棒で捕まり常習犯だという
今度は、直ぐに警察署から出られないようです
入居者が窃盗常習犯では困ると、売主に抗議しました
そういえば、売主は不動産屋の社長らしいが、どういうつもりなんだろうか。
売買契約の決済を3日後に控えてましたが2週間延期して
賃貸契約を解除して、室内の動産類をサブリース会社に引き取らせました。
売主から売買の残金決済も代金振り込みではなく、現金決済でしたいとのこと
1000万以下とはいえ、今どき現金決済とは・・
決済当日、現金もってチャリで帰っていきました
脱税でもするんでしょうか(苦笑
2度と取引したくない相手となりました。
売買契約時の状況とは、変わってしまいましたが買主様も納得されての空室での引渡しとなり
改めて、弊社で賃貸募集開始となりましたが、相場家賃での賃貸借契約です。
実は、今回も生活保護者の方との契約でしたが、既に更新2回で5年目になります。
もし、訳の分からないサブリース契約を続けていたらと考えると・・
教訓にしたいと思います。
ポートハイム第3吉野町
名称:ポートハイム第三吉野町
交通:ブルーライン「吉野町」駅徒歩5分
京浜急行線「南太田」駅徒歩6分
専有面積:25㎡
間取:ワンルーム
構造:鉄筋コンクリート造8階建
築年:1985年(昭和60年)築
総戸数:47戸
備考:北向
会社概要
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