いびきは、睡眠中に鼻やのどが狭くなり、空気の流れが妨げられることによって起こる音です。
いびきをかく人は、日本人の約30%ともいわれており、本人は気づかないこともありますが、周囲の人から「うるさい」と指摘されることが多いです。
いびきは、単にうるさいだけではありません。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因にもなり、心臓病や脳卒中などのリスクを高める可能性があります。
いびきの原因は、大きく分けて2つあります。
1つは、鼻やのどが狭くなっていることが原因で起こる「閉塞性いびき症」です。鼻炎やアレルギー性鼻炎、扁桃肥大、肥満などが原因で起こります。
もう1つは、舌根がのどに落ち込んでしまうことが原因で起こる「舌根沈下型いびき症」です。加齢や肥満、睡眠不足などが原因で起こります。
いびきの治療方法としては
・自宅でできる治療
・医療機関で行う治療
との、主に2つに分けられます。
まずは、横浜でオススメのいびき治療クリニックを紹介します!
横浜市でいびき治療クリニックの選び方
設備や技術の充実度
いびき治療には、レーザー治療、内視鏡治療、CPAP療法など、さまざまな方法があります。
また、治療に必要な設備も、病院によって異なります。
そのため、まずは自分が希望する治療方法や設備が充実している病院を選ぶことが大切です。
医師の経験や実績
いびきは、睡眠時無呼吸症候群などの病気のサインであることもあります。
そのため、いびき治療の経験や実績が豊富な医師やスタッフがいる病院を選ぶことが大切です。
費用や保険適用
いびき治療を健康保険を使って受けるためには、事前に病院に確認することが大切です。
病院を受診する前に知っておきたいポイントとして、「いびき」という症状には健康保険が適用になりません。
しかし、睡眠時無呼吸症候群という診断名が確定すると、いびき対策のための治療法が健康保険の適用となります。
いびき治療には、保険適用外の治療もあります。そのため、費用や保険適用についても事前に確認しておきましょう。
横浜市でおすすめのいびき治療クリニック
横浜呼吸器クリニック
住所 | 横浜市神奈川区鶴屋町2丁目 24-1 谷川ビル2階 | |
電話 | 045-317-6005 | |
アクセス | JR「横浜」駅 西口より徒歩4分 | |
診療時間 | 【月・火・水・金】 10:00–12:30 / 15:00–18:30 【土曜】 9:00–12:30 / 14:00–15:30 |
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休診日 | 木曜・日曜・祝日 | |
診療内容 | 睡眠時無呼吸症候群 ナルコレプシー/過眠症 不眠症 むずむず脚症候群 REM睡眠行動障害 気管支喘息 一般内科 |
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特徴 | ◆睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療に力を入れている SASの専門医が在籍しており、終夜睡眠検査(PSG)による正確な診断と、CPAP(持続陽圧呼吸療法)などの治療を行っています。 ◆いびきの治療にも対応している いびきは、SASの症状の一つですが、SAS以外の原因でも起こることがあります。横浜呼吸器クリニックでは、いびきの原因を特定し、適切な治療を行っています。 ◆呼吸器疾患の診療にも対応している 気管支喘息、肺気腫、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患の診療にも対応しています。 |
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URL | https://yokohama-sas.com/ |
RESM新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニック
住所 | 横浜市港北区新横浜3-8-12 丸八新横浜ビル4階 | |
電話 | 045-475-5155 | |
アクセス | JR「新横浜」駅 より徒歩7分 市営地下鉄「新横浜」駅 より徒歩4分 |
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診療時間 | 【火~金】 10:00–13:00 / 15:30–19:00(木のみ14:30–18:00) 【土曜】 9:00–12:00 / 13:00–16:30 |
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休診日 | 月曜・日曜・祝日 | |
診療内容 | 睡眠時無呼吸症候群 ナルコレプシー/過眠症 不眠症 むずむず脚症候群 REM睡眠行動障害 概日リズム障害 等 |
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特徴 | ◆睡眠障害の専門医による診療 睡眠障害の専門医が常駐するクリニックです。睡眠時無呼吸症候群やナルコレプシーなどの睡眠障害の診断・治療に豊富な経験と知識を有する医師が、患者一人ひとりに合った治療を提供します。 ◆最新の設備による診断・治療 ポリグラフ検査やCPAP療法などの設備を活用することで、患者の睡眠状態を正確に把握し、効果的な治療を行うことができます。 ◆患者の生活をサポートする取り組み CPAP療法の導入後は、患者の睡眠状態を定期的にチェックするフォローアップを実施しています。また、睡眠障害に関する情報提供や、患者同士の交流会なども開催しています。 |
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URL | https://resm.info/ |
大倉山耳鼻咽喉科
住所 | 横浜市港北区大倉山3-26-6 三保クリニックビル1F | |
電話 | 045-545-8711 | |
アクセス | 東急東横線「大倉山」駅 より徒歩5分 |
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診療時間 | 【月~金】 10:00–12:00 / 15:00–18:30 【土・日】 9:30–12:30 / 15:00–17:30 |
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休診日 | 祝日 | |
診療内容 | 睡眠時無呼吸症候群 ナルコレプシー/過眠症 睡眠外来・いびき外来 花粉症・アレルギー外来 補聴器外来 耳鳴りの治療 めまい外来 |
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特徴 | ◆専門性の高い診療 花粉症、いびき、睡眠時無呼吸症候群、補聴器相談など、耳鼻咽喉科の専門領域を幅広く診療しています。また、レーザー治療や舌下免疫療法などの先進的な治療法にも取り組んでいます。 ◆患者さまへの配慮 バリアフリー設計のため、ベビーカーや車いすでも通院しやすい環境です。さらに、女性医師も在籍しており、英語対応も可能なので、幅広い患者に対応しています。 ◆通いやすい立地 大倉山駅から徒歩4分と、通いやすい立地にあります。また、駐車場が25台分も完備されているため、車で来院することも可能です。 |
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URL | https://okurayama-jibika.com/ |
みなとみらいクリニック
住所 | 横浜市西区みなとみらい3-6-3 MMパークビル3F | |
電話 | 045-664-6606 | |
アクセス | みなとみらい線「みなとみらい」駅 「4a」出口よりすぐ JR「桜木町」駅 より徒歩15分 |
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診療時間 | 【月~金】 9:00–12:30 / 14:00–18:00 【土曜】 9:00–13:00 / 14:10–17:30 |
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休診日 | 日曜・祝日 | |
診療内容 | 睡眠時無呼吸症候群 糖尿病 甲状腺疾患 脂質異常症 高血圧・痛風 等 一般内科 |
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特徴 | ◆日本最大規模の睡眠センターを有する 睡眠時無呼吸症候群の診断には、睡眠ポリグラフ検査が必要となりますが、みなとみらいクリニックでは、この検査を24時間、365日体制で実施することができます。また、睡眠時無呼吸症候群に対する治療も、CPAP療法やマウスピース療法など、患者の症状やライフスタイルに合わせて選択することができます。 ◆最新の設備と技術を駆使した診療 最新の設備と技術を駆使した診療を行っています。例えば、睡眠時無呼吸症候群の診断には、ポリソムノグラフィー(PSG)という検査を実施しており、これは世界で最も信頼度の高い検査方法のひとつです。 ◆患者との対話重視の診療 患者との対話重視の診療を心がけています。患者の話をしっかりと聞き、患者の立場に立った治療を提供しています。また、患者の理解を深めるために、わかりやすい説明を心がけています。 |
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URL | https://minatomirai-clinic.com/ |
戸塚耳鼻咽喉科クリニック
住所 | 横浜市戸塚区戸塚町6005-1 フローリッシュテラス 1階 | |
電話 | 045-865-0088 | |
アクセス | JR・市営地下鉄「戸塚」駅 西口より徒歩2分 | |
診療時間 | 【月・火・木・金】 9:00–12:30 / 15:00–18:30 【土曜】 9:00–13:00 |
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休診日 | 水曜・日曜・祝日 | |
診療内容 | 睡眠時無呼吸症候群 小児耳鼻咽喉科 アレルギー科 頭頸部外科 |
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特徴 | ◆耳鼻咽喉科・頭頸部外科の専門診療が受けられる 院長は耳鼻咽喉科・頭頸部外科の専門医であり、幅広い診療に対応しています。いびき治療も専門としており、レーザー治療や内視鏡手術などの最新の治療法を取り入れています。 ◆安心して受診できる 戸塚駅から徒歩2分の好立地にあります。院内は清潔で、スタッフは親切丁寧に対応しています。また、初診の方には、問診票を事前に記入していただくなど、待ち時間を短縮する工夫もしています。 ◆幅広い検査に対応 クリニックでは、耳鼻咽喉科のさまざまな検査に対応しています。いびき治療では、まずは原因を正確に把握するために、睡眠時無呼吸検査などを行い、適切な治療方法を検討します。 |
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URL | https://totsuka-ent.com/ |
上大岡内科・呼吸器科クリニック
住所 | 横浜市港南区上大岡西2-3-6 BLDアルダ3F | |
電話 | 045-882-1159 | |
アクセス | 京急線・市営地下鉄「上大岡」駅 より徒歩6分 | |
診療時間 | 【火~金】 10:00–12:00 / 15:00–18:00 【土曜】 9:00–12:00 / 15:00–17:00 |
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休診日 | 月曜・日曜・祝日 | |
診療内容 | 睡眠時無呼吸症候群 呼吸器内科 アレルギー科 一般内科 |
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特徴 | ◆呼吸器内科・アレルギー科・内科の専門医が常勤 院長は呼吸器内科専門医であり、循環器内科・アレルギー科の専門医も常勤しています。そのため、呼吸器疾患だけでなく、アレルギーや循環器疾患などの幅広い疾患に対応することができます。 ◆睡眠時無呼吸症候群の診断・治療に力を入れている 睡眠時無呼吸症候群の診断・治療に力を入れており、熟睡時無呼吸検査(PSG)や在宅睡眠ポリグラフ検査(HSP)などの検査を実施しています。また、CPAP療法やマウスピース療法などの治療も行っています。 ◆患者との対話を大切にしている 患者との対話を大切にしており、患者の症状や不安に寄り添った診療を行っています。また、患者の理解を深めるために、わかりやすい説明を心がけています。 |
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URL | https://www.kamiooka-clinic.com/ |
UnMed Clinic Motomachi
住所 | 横浜市中区元町3-116 髙倉ビル1F | |
電話 | 045-264-9468 | |
アクセス | 東急東横線「元町中華街」駅 より徒歩3分 JR「石川町」駅 より徒歩5分 |
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診療時間 | 【月・水・木】 9:00–12:30 / 15:00–18:30 【火・金・土・日】 9:00–12:30 |
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休診日 | 祝日 | |
診療内容 | 睡眠時無呼吸症候群 いびき外来 不眠症外来 頭痛外来 消化器・肝臓内科 一般内科 等 |
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特徴 | ◆最新の設備と技術を導入 睡眠時無呼吸症候群の診断には、ポータブル睡眠ポリグラフ(PSG)を使用しており、自宅で検査を受けることができます。また、いびき治療には、舌根沈下症の治療に効果的なマウスピースや、レーザー治療なども提供しています。 ◆完全予約制で待ち時間がほとんどない 完全予約制を導入しており、待ち時間がほとんどありません。また、当日予約も可能なので、急ないびきや睡眠時無呼吸症候群の症状であっても、すぐに診てもらうことができます。 ◆患者中心の医療を提供する 患者中心の医療を提供する姿勢を大切にしています。患者の話をしっかりと聞き、一人ひとりに合わせた治療方針を検討します。また、セカンドオピニオンにも対応しています。 |
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URL | https://www.unmed-clinic.jp/ |
いびき対策
いびきは、睡眠中の呼吸が気道を狭められて起こる音です。軽度であればそれほど問題ありませんが、重度になると睡眠時無呼吸症候群を引き起こす可能性もあります。
いびきを解消するためには、生活習慣の改善や器具の使用などの対策があります。
自宅でできるいびき対策をご紹介します。
1. 横向きで寝る いびきの原因のひとつは、舌根が落ち込んで気道が狭くなることです。仰向けで寝ると、舌根がさらに落ち込みやすくなるため、いびきをかきやすくなります。 横向きで寝ることで、舌根が落ち込みにくくなり、いびきを抑えることができます。 |
2.体重を減らす 肥満は、いびきの原因のひとつです。体重が増えると、首や舌周りの脂肪が増え、気道が狭くなります。 体重を減らすことで、首や舌周りの脂肪が減り、気道が広がるため、いびきを抑えることができます。 |
3.禁酒・禁煙 アルコールやタバコは、いびきの原因のひとつです。アルコールは、筋肉の緊張を緩め、気道が狭くなる原因となります。タバコは、鼻粘膜を刺激して鼻づまりの原因となります。 アルコールとタバコを控えることで、気道を広げていびきを抑えることができます。 |
4.鼻腔拡張テープを使う 鼻づまりは、いびきの原因のひとつです。鼻づまりがあると、鼻呼吸ができず、口呼吸をすることでいびきをかきやすくなります。 鼻腔拡張テープは、鼻の穴を広げて鼻呼吸をサポートするテープです。鼻づまりが軽度であれば、鼻腔拡張テープの使用でいびきを抑えることができます。 |
5.マウスピースを使う マウスピースは、歯やあごの位置を調整することで、気道を広げていびきを抑える器具です。 マウスピースは、いびきの原因や程度に合わせて、歯科医や医師が適切なものを処方します。 |
6.枕の高さを調整する 枕の高さが低すぎると、舌根が落ち込みやすくなり、いびきをかきやすくなります。 枕の高さを高めにすることで、舌根が落ち込みにくくなり、いびきを抑えることができます。 |
7.寝室の湿度を上げる 鼻づまりは、いびきの原因のひとつです。寝室の湿度が低いと、鼻粘膜が乾燥して鼻づまりの原因となります。 寝室の湿度を60%程度に保つことで、鼻づまりを予防し、いびきを抑えることができます。 |
8. 寝る前のカフェインを控える カフェインは、興奮作用があり、気道を狭める原因となります。寝る前のカフェインを控えることで、気道を広げていびきを抑えることができます。 |
9.寝る前にリラックスする ストレスや緊張は、筋肉の緊張を高め、気道が狭くなる原因となります。寝る前にリラックスすることで、筋肉の緊張をほぐして、いびきを抑えることができます。 |
まとめ
いびきは、睡眠の質を低下させるだけでなく、高血圧や心臓病などのリスクを高める可能性があります。
いびきは、生活習慣の改善や器具の使用など、さまざまな方法で対策することができます。
まずは、自宅でできる対策を試してみて、改善が見られなければ、病院を受診するようにしましょう。
いびきが気になる場合は、まずは医療機関を受診して、早めに治療や予防策を講じることが大切です。