2020年11月01日
地域情報
2020年度 金刀比羅大鷲神社「酉の市」
酉の市とは、俗に「お酉様」とも呼ばれている大鷲神社の例祭で
横浜の初冬の風物詩となっています。
毎年11月の酉の日に行われ、年によって二度(二の酉)または三度(三の酉)行われます。
そして、なぜか三の酉まである年は火事が多いとされています…
詳しい説明は
東京消防庁 - 三の酉の年は火災が多いって本当?
また1991(平成3)年11月1日には、横浜市無形民俗文化財第一号として登録されました。
【アクセス】
・横浜市営地下鉄ブルーライン「阪東橋駅」より徒歩5分
・JR京浜東北根岸線「関内駅」より徒歩15分
今年度の開催は・・・
お酉様のはじまり
酉の市の始まりは遡ること江戸時代、現在の東京都足立区の大鷲神社にあるとされ、
近隣の農民たちが秋の収穫を祝って、鷲大明神に鶏を奉納したのが
始まりだといわれています。(所説あるそうです。)
その後、開運招福や商売繁盛を願う祭りとなり、縁起熊手なども人気となり
たくさんの人から親しまれる祭りとして定着していったそうです。
大きな熊手!
このお酉様で売られている名物の縁起熊手!
熊手の形が「福をかき集める」とされ、最初の年には小さい物を購入し
次の年には少しだけ大きなものを、その次の年にはまた少しだけ大きなものを…
というように、商売が繁盛し大きくなっていくにしたがい、
熊手も大きくしていくというのが縁起がいいとされています。
また、この熊手を買うときに、値切れば値切るほど縁起がいいとされ、
熊手商との駆け引きも楽しみの一つのようです。
例年通りなら、古い熊手を納める場所があるのですが、
今年はコロナ感染防止の為、熊手商の出店が中止なので納める場所がありません…。
来年の開催を期待してもう一年飾っておくか
住んでいる地域の分別方法で処分するしかないようです。
早い事態の終息を願うばかりです…。
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